モルフォセラピーでの股関節唇損傷の症例

モルフォセラピーでは、骨格のズレ方向に規則的な法則が有り、

そのズレを矯正する事で、神経・血管などの圧迫を開放し、

疼痛や不調を改善させる方法であります。

このモルフォセラピーを用いて施術を行った、

整形外科で股関節唇損傷と診断を受けた患者さんの症例をご紹介します。

股関節の痛みが出たり出なかったり不安定である患者さんです。

10代女性で、誰エダンサー。

症状は、左股関節外転90度前後の痛み。

問診・検査での経過観察と、モルフォセラピーを2年間で7回行った。

以下の手順でチェックする。

  • 股関節外転可動域を他動運動と自動運動で確認。
  • パトリックテスト(股関節機能テスト)
  • 股関節の可動角度による腰椎のズレの違いを確認。
  • 問診での症状確認。

座位で股関節外転時に、腰椎のズレが増大する事を確認し、

その増大したズレの矯正を行う。

股関節唇損傷が痛みの主原因でない可能性を考え、

腰椎のズレが発生元と推測し施術を行う。

結果としては、2年間MRI画像に変化なし。

股関節外転の可動域が、反対の痛みの無かった側と同様となり痛みが消失した。

疼痛発生肢位時のみ腰椎のズレが増大し、

その瞬間に神経圧迫による疼痛が発生していることから、

症状の不安定性は、ズレの程度が変化する為と考えられた。

痛みが発生する脚の位置を矯正することで、腰椎のズレが解消し、

股関節に向かう神経の促通が回復したことで、痛みが消失になったと推測された。

この患者さんは、手術を勧められていましたが、

結果的に手術も回避できて、現在もバレエダンサーとして活躍されています。

また病院での診断は股関節関節唇損傷で、この診断自体は間違いが無く、

実際に損傷が認められ、存在していることは事実です。

しかし痛みの発生元が、画像診断での事実だけでは無く、

異なる要素が痛みの元になっているケースもあるという症例です。

英国の詩人バイロンの言葉で、「事実は小説より奇なり」がありますが、

体でも正に、この言葉が当てはまる事例が有りますね。

このケースでは、主治医から手術を勧められていましたが、

最終的に、整体でのケアを選択して手術回避の決断は本人がしましたが、

留学直前のタイミングで、手術をしたくない事情があったことや、

手術を選択することはいつもで出来るから、

まず手術なしでどこまで出来るかを試して、

それから手術を検討しても良いかも。。

そういった事が、手術回避の判断元になっていました。

西洋医学は絶対的に必要な物であり判断の拠り所に成ります。

しかし東洋医学や、様々な手技療法なども含め、統合医療の概念が有ったら。

もっと素敵なと、こういった事例からも感じました。

人間の体って、改めて神秘的なことがありますね。

それでは今日は、この辺りで終わりにしたいと思います。

いつもご覧いただき本当にありがとうございます。

くに整骨院は、東京都文京区にある茗荷谷駅にあります。

くに整骨院は、モルフォセラピー施術院であり、

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