ゆがみ・姿勢・骨盤 矯正

姿勢が悪いとどうなる?

頭の重さは個人差がありますが約5kgあります。

姿勢が悪い状態は頭を支える為に、首や肩の筋肉を緊張させます。

真っすぐ立つと負担が無いはずの筋肉に負担をかけ続けるという状態になります。

 

骨がズレるしくみ

筋肉は骨にくっついています。

上の図で矢印を筋肉とした場合、赤が強いと右に動きます。青が強いと左に動きます。

どちらも張力が同じくらいになると、骨は動かずその場に収まります。

オレンジの矢印方向に筋肉が引っ張る場合、肩甲骨は上に上がります。

ひとつの骨にいくつも筋肉がつくため、緊張が強く硬い筋肉は牽引力が働き骨を引っ張ります。

こうして正しい骨の位置から逸脱します。

 

悪い姿勢の方が楽なのはなぜ?

「良い姿勢でキープするのがつらい」「いつの間にか猫背に戻ってしまう」

という方は、肩を前に巻き込む筋肉の緊張が強い場合が多いです。

これは単に姿勢や日常の習慣が悪いのではなく、筋肉の緊張がアンバランスになっている状態といえます。

肩を前に巻き込む筋肉の緊張が強いと、背中が丸い状態が楽になります。

無理に良い姿勢を取ろうとすると緊張した筋肉に逆らって動かす必要があるため、良い姿勢を取ることにエネルギーを使ってしまうのです。

 

「足を組む方が楽」という話もよく伺います。

足を組む形は、上になる足の股関節が深く曲がります。

股関節の動きに合わせて、骨盤や背骨もバランスをとるように捻れます。

長時間足を組むと、上になる足側の股関節が圧迫されます。骨盤まわりや背骨の周りにあるバランスをとっている筋肉も緊張します。

また下になる足の坐骨神経を圧迫し、神経の通りが悪くなります。

このように筋肉の緊張が強くなると、骨を引っ張る力が働き骨のズレが起きます。

筋肉の緊張やズレが回復の中で改善されない場合、足を組む形の方が楽になるのです。

 

モルフォセラピー

モルフォセラピーでは骨格における骨の位置のズレ、左右差・前後差がある状態を「アシンメトリ現象」と呼びます。

人工的な神経伝達物質の作用が伝達への悪影響を与え、その結果筋肉の緊張が強くなり骨を引っ張ります。

骨のズレが続くと神経の通りが悪くなり、筋肉の硬化が回復せず身体に悪影響が多く出るため、骨のズレを正しい位置に戻すことが大切です。

くに整骨院ではモルフォセラピーによって、背骨・骨盤のズレを解消していきます。